JAPhMedニュース

[創薬育薬サマーコース体験記]


  先日、開催されました、大分大学の創薬育薬医学講座の主催で開かれた創薬育薬サマーコースに参加させていただきました。

■第1部:次世代の創薬育薬医療スタッフのための実践的ミニレクチャー

 初日はまず最初に特別講演があり、イーライ・リリー社の中野先生、北里大学東病院治験管理センターの熊谷先生(お二人ともJAPhMed所属の先生です)から早期臨床開発や臨床治験の実際について、初心者にも分かりやすく、かつ経験者である我々にとっても非常に内容がある講演をしていただきました。
  これに続いて、「次世代の臨床試験 わが国のリーダーシップ」という演題で、PMDAの佐藤岳幸第一審査部長より講演をしていただき、これらを元に、総合討論があり、参加者より活発な討議・質疑応答が行われました。

第2部:臨床研究実践ワークショップ

 休憩のあと、医学生・薬剤師さん、CRCの方、製薬企業の開発部の方などバラエティ豊かな参加者の方たちが5つのグループに分かれ、第IIb相試験終了後の段階にある開発中の化合物を想定し、日臨床データと第II相試験結果をもとに、第III相試験の概略を計画するというテーマで、各グループで様々な角度から検討し、翌日に各グループで発表するというワークショップに突入しました。
  グループ内では色んな角度から意見を出し合い、大分大学臨床薬理センターの先生や、大分大学呼吸器内科の先生より助言を頂きながら、また時間をかけて発表の準備を行い、翌日の午前に各グループの発表をもとに、先生がたからコメントや指導を頂きました。

 オーガナイザーの上村尚人先生、森本卓哉先生、稲野彰洋先生、メンターとして各グループの討論を見守っていただいた中野先生、熊谷先生、大橋京一先生をはじめとする各分野の先生方の指導のもと、非常に充実したワークショップとなりました。

 サマースクールのような雰囲気のもと、初日の夜には、アカデミアの先生方や製薬企業の開発の方と一緒になって、おいしい料理にお酒を頂きながらこれからの日本の製薬について語りあったり、一緒の部屋で寝泊りするなど通常の学会とは異なった形の交流を深めることができ、非常に楽しく過ごせました。
  来年度も、製薬企業医師だけでなく、製薬企業で働いてみたい医師、薬剤師、大学院生など様々な人が全国から集まるように心から願っております。創薬育薬講座の発展とともに日本での創薬のために、皆様の参加をお待ち申し上げております。






http://www.med.oita-u.ac.jp/pharmaceutical_medicine/news/20070901.html

Written By:PharmaDoc
写真提供:大分大学創薬育薬講座 稲野先生